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-NOTO高農園様-ブランディング名刺を使って

この名刺との出会いは都内での販売会に行くためには、ちゃんとした名刺がいる。と友人に相談したら「畑で名刺交換するなら、雨の中でも濡れても大丈夫なペット樹脂の名刺があるよー」と使っていた方を紹介してもらった事がキッカケです。

農家の経験の無い夫婦が突然能登島で「有機農法で野菜作りをしたい」と移住して悪戦苦闘しながら、販売先開拓をはじめた頃でした。

畑まで来て
・どんな方に高農園の野菜を届けたいのか?
・どんな思いで野菜づくりをしているのか?
・おいしい野菜はどうやって作られるのか?

たくさん質問され、なんとなく思っていたことの整理をしてもらったように思います。

製作者
名刺デザインには
・能登島の赤土に含まれるミネラルと、たっぷり降り注ぐ太陽がお二人が作る野菜のベースであること。この地を大切にしていること。
・食べる人の笑顔がみたい。
・二人も食べることが大好きで、料理人へのリスペクトがすごい事。
※私達の野菜を使っていただけることが信じられないって(笑)

そういう思いを、名刺交換した時に会話のキッカケにして知っていただけるようにデザインしました。

・夫婦で違うデザインに=同じタイミングでも夫婦の役割や個性を語れるように
・肩書に専業農家であることを強調して、あえて社長などの役職は付けない。二人の覚悟を表したかった。
・手書きの太陽と野菜イラストを描き下ろして、ベースは赤土に。この地でこれから生まれてくるであろう、愛情たっぷりの野菜を透明に抜きました。

透明名刺愛用年数 18年

初めてこの名刺をお渡しした時のシェフの反応が忘れられません。農家なのに、洒落た名刺使っているな、ちょっと面白いもの作るかも?とキッカケを作ってくれたと思います。

能登の端っこで作る赤土の有機野菜。それも輸入でしか見なかった料理人が欲しがる野菜を作るってことを知っていただけるだけ聞いていただける入り口になりました。

多くの料理人の方に畑までお越しいただき「こんな野菜作ってみてよ」「この野菜使ってみたいなー」と貴重なアドバイスをいただき育てていただいてます。
18年前に出会って一度も変えていない名刺で広がった世界は、私たちが思い描いていた美味しい野菜を魔法にかけて食べる方に届けてくれています。

創業時の思いがしっかり詰まっていて、ずっと手元に置いていただき「いつか連絡しよう」と主張してくれてありがとう。
これからも大切に使っていきます。